シミの治療で覚えておく必要があるのは、種類によって処置の仕方が異なるということ、また多数の機器を使用しなければ治らないということです。これはどういうことでしょうか?一つは、シミの種類は一つではなく複数のタイプがあるということです。どの種類でも同じ処置の仕方が通用するわけではなく、それぞれの種類に合わせた治療を行わなければなりません。例えば、左右対称に出現する肝斑タイプと呼ばれる種類もあれば、大小薄茶色の染みができる老人性色素斑、一般にソバカスと呼ばれる雀卵斑もあります。

それぞれの種類で治療法が異なりますので、自分の症状がどれに該当するのか、またそれによってどんな処置の仕方が行われるのか確認しておきましょう。シミの治療に多数の機器を使用しなければならない理由は、シミの種類に合わせた機器を使用する必要があるからです。一人の人の体に一種類のシミしかない場合は、使用する機器も一つで十分ですが、複数の種類が出現している場合には、それを治すために複数の機器を使用しなければならなくなります。機器はレーザー・光治療機器が利用されますが、それぞれしみの性質や濃さに応じて機器が使い分けられます。

もちろんこうした複数の機器を柔軟に使いこなすためには、医者のほうも相当な臨床経験と技術、実績がなければなりません。したがって、しみを治すために医療機関を受診するときは、優秀な技術と経験をもった医者を探すことが必要になるでしょう。

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